シャネルバッグ 内袋 修理

シャネルバッグ 内袋 修理

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内袋が合成皮革ですので、経時劣化でボロボロになっています。
前半肝心な袋作りの部分の写真撮ってないのですが…

まずはバッグを解体しまして劣化した部分を全部付け替えて行きます。
この手のバッグ、内袋本体を直すのはさほど難しく無いのですが、前後にもポケットが有り、そこも合皮の内張りですと解体する箇所が増えてしますケースが多いです。
作業が増えるほど価格はあがるケースもあります。

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外側のボケットを作ったあとに内袋本体を加工、吊るしの内ポケットを縫い付けながら見付けを塗っていきます。

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次に外側本体の縫製加工、古いバッグですと切れている起ころや傷んでいる所も多いでうから裏から補強しまして手縫いで仮止め。
パイピングを取り付けながら、マチをミシンでぐるりと縫っていきます。

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マチとパイピングをはさみながら縫製。
外側、内側、共に出来ましたら、合わせていきます。
事前に縫い穴がずれないよう仮止めで針を打ちまして固定
ココらへん可能な限り縫い穴を揃えて縫い込みますが、多い所では6枚ぐらい重なる感じになりますので多少のズレは生じますm(_ _ )m。

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最後に持ち手チェーンを付ける穴部分にはとめを打ち込みます。
縫製、直し作業が終わりましたら、外側の汚れ部分をクレンジング、塗装はがれなどを補修しまして、最後につやだしして完成です。

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