バッグの角パイピングの破れ修理です。
角の部分を裏から解いて、破損部分を取り除き、似たような革で部分的にパイピングを巻きなおし修理しました。
継ぎ目が出にくいように端は薄く漉いて、強度が出るように角部分はなるべく厚めに加工してます。
張り合わせで裏地や縁がないタイプなので、縫い目のしっかりあわせて、加工後革高を合わせ、ヤスリがけ、コバ磨き、コバ塗りをして仕上げました。
表からは他の部分の補修と加工部分の段差を少なくするため、顔料で加工しています。
多少、厚みは出てしまいますが強度は以前より強くなっていると思います。
10000円+税~